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現役続行!顔面移植(笑)

さて、例の、雅桜が、満開寸前の、小さな社の現場です。

この社、飯玉神社と言いまして、この地、飯玉耕地と呼ばれる

一帯、そう、「ここが本当の深谷ねぎ」って場所を、

祭ってある神社です。

移築、明治34年1月5日って書いてありました。

以前のブログで公開いたしました通り!!

葺き替えです。

でも?この神様。。の明治時代の鬼瓦君。。。これ↓

DSCN0644.JPG

↑飯玉の付いた、こいつです。

小っちゃくて、憎めない顔してる鬼瓦君。。

使ってやりたいのは、やまやまなんですが??

しかし、いかんせん!ちっちゃすぎ!!ましてや、足も付いてないし・・

通常の屋根屋さんなら、鬼瓦変更を余儀なくされるところ。。

でも?当社は、まだまだ、現役続行!とさせて頂きます。

続行はよいのですが? さて?どう納めるか??

従来通り!漆喰てんこ盛り納めじゃみっともない。。(笑)

さて?お洒落な屋根が取った手法とは・・・・??

はい、タイトル通り!顔面移植。。(爆)ん??

当社得意の合体スペシャル。。((*´∀`))ウキャキャ

本日、マル秘大公開いたします。じゃ~ん!!↓

DSCN0645.JPG

まず、家で眠っていた、8又雲鬼君を、真っ二つに・・

んで、足の角度(1尺1寸勾配)に合わせて、足元を固定いたします。

DSCN0646.JPG

ここに、例の、続投鬼瓦君を、顔面移植します。↓

DSCN0648.JPG

ま、こ~んな感じよ。。

DSCN0653.JPG

んで、仕事の方は、薄紐熨斗天神にて、目地積みで

積んでおります。

DSCN0657.JPG

DSCN0662.JPG

足場も解体致しまして、いよいよ完成!です。

DSCN0666.JPG

DSCN0668.JPG

DSCN0672.JPG

上空写真。。↓

DSCN0674.JPG

特製合体鬼瓦。。魔人ブーに見えちゃうのは、私だけでしょうか??

( ̄b ̄)シーーッ!!

ギャハハハ!!☆ミヾ(∇≦((ヾ(≧∇≦)〃))≧∇)ノ彡☆バンバン!!

DSCN0668.JPG


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コメント 4

まだまだまだ勉強中

いつも拝見させてもらっています。
市販の(?)又鬼を顔と両足をバラバラにして既存の鬼瓦と組み合わせて新しい鬼瓦に組み直したってことでしょうか。
アイディアとそれを実現する技術があれば色んなことができる瓦の面白さですね。
顔と足のデザインがマッチしていて,よーく見ても元々こういう鬼瓦だったと思ってしまします。
by まだまだまだ勉強中 (2016-03-27 00:03) 

お洒落な屋根

まだまだまだ勉強中さん>はい、ズバリ!その通り!です。(笑)
                 残してあげたいを追求すれば、
                 おのずと、アイデアも浮かびます。
                 技術は、皆んな持っているもの、後は、これを実行する
                 勇気かな??((*´∀`))ウキャキャ
                 マニュアルオンリーじゃ語れない
                 歴史ある日本瓦。。楽しく施工しなきゃ損でしょ?
                 皆んなで、楽しく屋根葺いて行きましょうね♪ニコ(*^_^*)ニコ
by お洒落な屋根 (2016-03-27 19:48) 

張替

飯玉というんですか?
初めて見るデザインです

小振りながら急勾配のお宮・・・・
普段経験しないだけに、鬼瓦と棟のバランスが難しいですが
見事なお仕事ですね
by 張替 (2016-04-15 13:39) 

お洒落な屋根

張替さん>基本的には、家紋一つ玉です。
       この玉と、この地、飯玉(いいだま)をかけて、この神社の
       家紋としたのでしょう。
       こ~んなお話、氏子の皆さんと、お話出来るだけでも、
       楽しいですよね♪
by お洒落な屋根 (2016-04-15 20:11) 

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