蔵。上屋完成!
蔵に、舞い戻りました。↓
いよいよ棟積み。。
もしも??この俺が・・元請けだったなら・・・・・・この味↓
http://osharenayane3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-18
俺のお手手で完璧に、復元してあげたい所。。
ですが??
元請け大工さんが、これまた、相見積り、入札。。
お施主さんの希望は、棟は軽~く。。。。
うっかりすれば、金属屋根。。にもなりかねない勢い。。
ま、御縁ありまして、我々が施工することと、あいなりましたが??
ここが苦しい大人の事情。。
親切丁寧に見積もって下さる業者多数。。
ま、こ~んな感じに仕上げときましたぁ。↓
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紐熨斗目地積み、江戸棟。。
拝み巴に、鶴亀あしらって、鬼瓦は、160年前の鬼瓦続投!!↓
これが、関東流。。抱き幅が、えげつなく広い。。
このあきを、
漆喰てんこ盛りじゃ、みっともない。。
これをクリアする為に、入れ歯作戦!( ̄ー ̄)ニヤリッ ↓
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こ~んな感じに、1段目、片付け紐熨斗で、踏んばらせまして
・
このての仕事は・・・・・
数字だけで、、勝負してほしくないですね♪(笑)
2016-05-07 19:53
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コメント(4)
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偉大な先人たちは数字だけの土俵で勝負してきた訳じゃないんですよね!
木を見て土を見て風を読んで湿度を感じて…現代人が忘れてしまってる、数値で測れないもっと感覚的な世界でモノを作ってきたんですよね!
きっとそれは、現代において科学的にきっちり数字で表すと、今のあらゆる数値なんかを圧倒してるんでしょうね^^
意地のいぶし瓦採用に感謝しますm(_ _)m
by 瓦人 (2016-05-08 22:30)
瓦人 さん>正しく、おっしゃる通り!! です。
これを、一概に、古いだけでは片づけられない現実。。
先人の、技術と経験からの施工。。
今の俺に、勝負を挑んで来るかのごとくの施工。。
ブルっちゃって、手も足も出ない。。ってな経験。。
職人だったら、1度や2度は、ありますでしょ??
この経験がない、てきとーな連中が、てきとーな事抜かすから
始末に悪い。。
ま、わかる連中のみで、本物の追求して行きましょう!
歴史は、味方してくれますから。。。(笑)
by お洒落な屋根 (2016-05-09 17:27)
いつも拝見させてもらってます。
鬼瓦の下のスキマ埋めは写真で見る限り,表面がザラザラしているように
見えるのですがコロニアルか何かでしょうか?
紐丸と鬼の脚のスキマに熨斗を削って入れている屋根は時々見かけるのですが。
by まだまだまだ勉強中 (2016-05-09 23:30)
まだまだまだ勉強中さん>はい、ご察しの通り!入れ歯は、コロちゃんでーす。(笑)
by お洒落な屋根 (2016-05-10 18:46)