研修旅行(讃岐の巻き)
翌日、淡路島うめ丸http://www.umemaru.co.jp/の
あっちに見える、大鳴門橋を渡って、四国入りです。
半分まで・・・・(笑)
さて、いよいよ1度見て見たかった、讃岐の屋根。。
見て来ましたよ~!
ご案内頂いたのは、藤安瓦の、瓦ジスタさんhttp://ksista.exblog.jp/
まずは、関東で、井筒瓦を使う男。お洒落な屋根(笑)としては
本場物の井筒の研究探索。。
探索な~んて、言っている次元ではなく・・・
鬼瓦も、1度生で見たかった、雲頭(くもがしら)鬼
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装飾鬼瓦に、井筒のオンパレード。。
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当社の井筒施工なんて、まだまだ、ひよっこ。。(笑)
ですが??関東で、井筒を使う男としては、
どおちても、井筒の製造を見ておきたい。。ってな訳で、
見学させて頂きまちたぁ。
さっすが!井筒屋さん!。。
井筒の白地が、うじゃうじゃ、ごろんごろんしてました。
疑問に思っていた、製造方法も、ご説明を受け、んでもって、
一目瞭然。。納得いたしました。スッキリいたしました。
ありがとうございました。
3重覆輪鬼瓦。。これも、讃岐(香川県)の、鬼瓦です。。
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町中と言うか?村中。。入母屋の、オンパレード。。
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恐るべし、讃岐。。って感じに、圧倒されました。
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完全に、脱帽です。
次の記事は、研修旅行(伊予の巻き)を予定しております。
乞うご期待です。
研修旅行(淡路の巻き)
5月・26・27・28日と、予告通り!
研修旅行に行って来た、お洒落な屋根です。
行った先は、私のブログで、蔵の瓦・ここ一番の時の瓦・
今回の神社の瓦の、淡路島。。そして、井筒の讃岐(香川県)
そして、使った事はありませんが、興味のある、伊予(愛媛県)の菊間瓦
見学のコースです。
初日は、朝早く、羽田空港から、阿波(徳島空港入り)
んで、レンタカーで、淡路島上陸。。
数々の窯元さんを、見学させていただきました。
各窯元様、ありがとうございました。
そして・・・見学は・・・
南あわじ市役所です。じゃ~ん!↓
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そして、瓦で一番大切なもの。。。そう、原料の粘土です。
粘土採掘場にも、連れてっていただきました。
この、スケールのでかさ・・・↓
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この層、すべてが、瓦になるのではなく、特定の層だけ・・
このサイクル、数百万年レベル。。
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この大地の恩恵を受けて、仕事させて頂いている我々
製・工・業者。。
10年保障がどうのこうの、やれ耐震がどうのこうの・・・
言っている次元ではない、。。
自分が、ちっぽけに思えた瞬間でした。(笑)
次は・・・讃岐(香川県)の巻き、伊予(愛媛県)の巻きも、掲載予定
ですので、乞うご期待。。でーす。
これまた、やっつけられた、お洒落な屋根(笑)
屋根やくん
ね♪はい、地下足袋でーす。。
だんだん暑くなり・・あんよの裏が熱く・痛くなる季節となりました。
はい、低温やけどをおこすのです。
地面の上で能書きだけたれている奴らじゃわからない事。。
熱っちーよねぇ?この道37年。。37回も夏を経験している
にも、かかわらず・・・未だ慣れません!!(爆)
中敷きを入れたりしています。(これはかなり有効)
ですが??それでも、熱い。。
んな訳で、今年からは、地下足袋オンリー派の私ですが・・
こ~んなの、試してみます。
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右から左から、交互に留め付けます。
今年の夏は、あんよの裏の痛みも、少しは軽減するかな??(笑)
1日履いてみての感想は・・・
確かに、このゴムは滑らない。足裏も熱くなりにくい。。
ただ、足が、地下足袋慣れ(笑)しちゃってるので、
ちょいと、違和感がある。。後は、慣れってことかな??
ま、地下足袋と、屋根やくん、併用で、今年の夏も乗り切ろうと
思う、現場主義の、屋根屋君。。男お洒落な屋根です。。(爆)
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追記・・・お知らせいたします。。
明日より、3日間。。研修旅行の為。
当社、お洒落な屋根山田瓦店の業務は、誠に勝手ながら、
お休みとさせていただきます。
また、ブログのコメントのお返事も、すぐには、出来ません事
ご了承くださいませ。。
行先は、淡路島。。四国縦断を予定致しております。
帰って来てからの日記にも、ご注目下さいませ。。
ひと皮むけた、お洒落な屋根の記事がご覧頂けると思います。。(笑)
明日早朝出発。。の為、もう寝ます。(爆)
瓦の凍て(いて)
私の今日の仕事は・・・
屋根から、変な物がポロポロ落ちてくるっとのご依頼のお宅です。
だいたい、このようなのご依頼は、プロとして、簡~単に診断がつきます。
はっはーん!漆喰の剥がれだな??
漆喰塗りか?状況で、棟積み替えで決まりだな??って、感じ。。
電話の状況で、判断出来るのも、プロとして大事なことです。
が??
現調に行って・・・こ~んな事例もあるのです。。
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瓦の表面が、↑ご覧のように、剥離してしまう現象。。
「凍て」(いて)る。
っと言う現象です。この現象は、焼成温度不足や、成型時の、
半真空状態の時に、起こりやすい現象です。
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これらを、差し替えてあげまして、
この始めの仕事。。当社施工ではありませんが?
やった業者も、製造したメーカーも、知っています。(笑)
ま、んな事言ってもしょうがないので、
やばい所、全取り替えで、↓
ご覧のように、差し替えてあげまちたとさ。。
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粘土瓦は、土の、焼き切る温度って奴を、見付けなければいけないのです。
その土地.その土地の土によって、焼き切る温度って奴が違います。。
ここんとは、また後日。。正気の時に講釈いたします。
焼き切る温度。。
ここんとこは、製造経験がなくっちゃ、お話出来ません!!
1円でも安くを追求したりしていると、このような現象、おこりやすい。。
もっともらしいこと抜かして、メーカーいじめしていると、
あとで、しっぺ返しが来ますよー!っだ!!(笑)
お宝修理
こ~んな感じの、築明治時代。。その草屋根を、昭和30年代に、
小屋取り替えして、瓦にした屋根の修理です。
まだ、いいねぇ!サイズは、56判深切り・・・
風切り丸の修理です。。↓
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ケラバも、手先深切りの、かきあぶりの手付品。。
お宝ですよね♪
この屋根も、私のお手手をもってすれば、まだまだ修理可能なのですが?
残念ながら、土台が腐ってしまって、お施主さんも、あきらめムード。。
ま、それはしょうがないですが??
ちと残念。。
残念ついでに、ちょいと、気分が悪いのが・・・・
あ~っちの方に見える奴↓
ズバリ・・これ↓
天敵、温水器…(笑)
画期的装置ですが・・・瓦は悲鳴をあげています。。
痛いよ~!って。。。
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素早く、撤去してあげたい気分ですが??
そうも言ってられない、現実・ジレンマ。。
何かスッキリしないストレス気分。。(笑)
はっきり言って、お前は邪魔だ!!っと、ここで叫んでみる。。(爆)
真っ直ぐに積んじゃう方が簡単
予行通り!本日たので、棟積みです。
築90年のお宅。。。こ~んな感じに棟積み中。。。
じゃ~ん!!↓
こ~んなラインで積んでいます。。
築90年ともなれば、自然の法則で、棟木も、
ぶったるんでいます(笑)
ここを、あえて、無理矢理矯正すると、違和感が出ます。。
左の、太糸。錘糸で積みました。。。
真っ直ぐピーンと、右の、ピンクの糸で積んでも、積めるのですが??
最終的美感が、美しくない。。
要は、ばれなけばいい。
この屋根のかぶり(開き)も、片側2寸3分。。合計4寸6分
下を、7分、上を、7分5厘で割っても、まだ、全然足りません。。
ここんとこは、風切り丸で、ばれないように微調整。。(笑)
言われなければ、わかんないでしょ??
仕事って奴は、ばれない程度のごまかし。。
これが出来て一人前。。
綺麗事抜かして、素人だまししているのとは、違う次元。。
ここんとこが、マニュアルにはできない所。。
ま、自分のインチキ公開しているお洒落な屋根って奴は、
これまた、違う次元(笑´∀`)ヶラヶラ
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真っ直ぐ積んじゃって、俺のせいではない!!って言っちゃった方が楽。。
なんだけろ、ばれないように積む醍醐味。。
数値じゃ表せない職人の技。。ってなもんだぜぃ!!(笑)
上屋だけ葺き替え
今の仕事は、これまた、大雪被害現場です。
土葺きで、損傷が著しく修復不能の現場です。
ま、私のお手手(笑)をもってすれば、既存通りの復元は可能
なのですが??
修復するよりは、葺き替えしちゃった方が、安いケース。。
自動車事故等でも、あるでしょ??
ま、んなケースです。(笑)
いくら、格安でも、日本瓦はもちろん!・風切り丸も、妥協しません!!
こっち側も、足場の良いうちに、平葺きする前に積んじゃうのが
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こ~んな感じに平葺き終了!後は、棟積みを残すのみ。。。
あとは、棟積みを残すのみ。。
本日の為お休み。。明日完成!の予定です。
さて、んな事より・・・・本日16日は・・・・・
じゃ~ん!!↓
孫たちに、囲まれながらの(☆´≧∀≦)σ ⌒ハッピィバースデイ*
でちた。
じいじ(笑)。。まだまだ、頑張りまっす。
鉄は太る。。
昨年の、大雪被害の現場の修理。。
まーだ、やっている、超呑気な、
当社、お洒落な屋根山田瓦店です(笑)
物件は、入母屋降り鬼瓦。。
ズレ、落下修理は、数多く修理いたしましたが??
本日の鬼瓦は・・・・・これ↓
ごくまれなケース。。半面落下の鬼瓦君。。(笑)↓
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鬼瓦制作時に間違って混入したと思われる鉄片。。
これが、長い年月の間に錆びて太り、亀裂が入った所に、
今回の大雪で、水が入り、凍結して、これまた太って膨張。。
最終的に、爆発(笑)ってな感じでしょうか??
今回のような例はまれですが??
瓦に、鉄は、相性が悪い。
釘穴に、鉄釘なんてのは、もっての他。。
ここ近年、棟に鉄筋棒なんか入れて、親切丁寧等うたっている
業者さんも多いですが??
私の経験上。。はっきり言って、かんばしくない!!
鉄は太る。。ましてや、竹木舞の横竹が早く腐食するように、
横筋は、水分を含みやすい。。
更に,銅線なんか絡めれば、鉄は、どんどん腐食が進みます。
ま、主流派に、文句言ってもしょうがないのですが??
誰かがつぶやいて行かなければ、真実は伝わりません!!
私は、あえて、憎まれっ子覚悟で、発進していきたいと思います。。
ほんと、やばいんだって。。。
こんなじじいの一人ごと。。(爆)
赤瓦
GWも、休まず営業中の、当社、山田瓦店です。(笑)
ま、子供達にも、見放され、遊んでもらえないのが現実の、
じじいの、お洒落な屋根です。(爆)
まだ、昨年の大雪被害現場も、終わってないのが現実です。
大雪により、軒瓦(唐草)が、落下してしまったお宅です。
この瓦は、関東赤瓦。。
赤瓦と言えば、沖縄の赤瓦。三州の塩焼瓦。石州の来待(きまち)等
を想像する人が大半だと思いますが??
この瓦は、関東で、だるま窯のいぶし瓦が主流の時代。。
トンネル窯を導入して、陶器瓦に参入の第一歩の、瓦
赤瓦(こうかつ)です。
昭和40年代後半から、50年代にかけて、造られた瓦です。
50年代になりますと、三州の、釉薬を使い、今では、白バー(笑)
になってしまった、ハイシルバー色や、青緑色・黄金色・青銅色等も、
作られていました。が??
昭和の時代に、壊滅してしまいました。。
↑注・・・あくまで、私の記憶ですので、詳しい事は、
ご自分で、お調べ下さいませ。。(無責任)
関東赤瓦・・・今では製造メーカーもなく、
修理不能のようですが??
捨てる神あれば、拾う神あり・・・
三州の、岩福セラミックスさんが、片面施釉ではありますが?
関東赤渇(こうかつ)復刻判を、製造してくれています。
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んで、本日。。超長丁場だった、屋根葺き替え工事。。
や~っとこさ完了いたしましたぁ。
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んじゃ。。
平屋住宅完成!
昨日チラリ書きました、お待ち頂いた、
平屋の和風住宅の屋根瓦工事が、完成!いたしましたぁ。
日本瓦いぶし。。桟瓦は、切り落ちで、
軒先は、ベタ万、袖瓦は、中付け袖、鬼瓦は、新山
棟は、天神熨斗にて、目地積み。。
ま、当社、得意のパターンにて、完成!です。(笑)
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昨日の予告の鍾馗様。。
この辺の位置で、下を睨ませようと、たくらんでおりましたが??
元請け棟梁・お施主様のご意見で、ここに決定。。
ま、いいや、、答、正解がないのですから、(笑)
基本、ご希望通り!喜ばれる位置に。。。取り付けましたピョ~ン!!
職人だったら、一手間・一仕事。。は当然ですが?
一提案、一踏ん張り。。和型の魅せ方。。を、
ご理解頂く努力。。は、最低限しないといけません!!
親切・丁寧・見積り無料。。だけじゃ、ダメですね(爆)