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棟瓦積み替え工事

さて、本日は、日曜日ですが??

日曜日限定の工事に取り掛かりました。

どおちて?限定か?っと言うと、現場が、

梯子を掛ける場所がない。。。そう、お隣さんの

駐車場をお借りする関係上、お隣さんの定休日の

日曜日、本日参上!です。

今日の作業内容は…棟瓦積み替え工事です。

こ~んな屋根です。↓DSCN0684.JPG

今日は、棟積み替え工事。。

当社の、段取り、工法を、特別に、公開いたしま~す。

やみくもに、ガンガン剥がすのは、避けて、

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あらかじめ、針金穴のあいてない紐丸瓦も、穴っこあけてから

はがします。

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これまた、紐熨斗も、穴っこあけてブラッシング

そして、針金も剥がしながら、縛ります。DSCN0688.JPG

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そちて、

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半端勝手の入れ替え。。

ここでも、ブラッシングは、かかせませんね♪

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んで、半端勝手を、南蛮漆喰、ボンド、ステンレス釘にて固定し

いよいよ、1段目突入です。

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2段積んだ所で、本日の作業は、終了です。

お天気予報は、今夜にわか[雨]があるかも知れない微妙な天気

ちゃっちゃっちゃーっと、特製ブルーシートで養生して

仕舞いです。

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このブルーシートは、ホームセンターの一番薄い2間×3間の安い奴を、

3間を長てに、半分に切って、4つ折りにして、

ガムテープで止めてあります。

軽くて便利。。

積んだばかりの棟には、むやみな重量かけたくないですもんね♪DSCN0699.JPG

これで、とりあえず、雨仕舞は、完璧。。

明日は、お天気次第ですが、完成!の予定でーす。


現役続行!顔面移植(笑)

さて、例の、雅桜が、満開寸前の、小さな社の現場です。

この社、飯玉神社と言いまして、この地、飯玉耕地と呼ばれる

一帯、そう、「ここが本当の深谷ねぎ」って場所を、

祭ってある神社です。

移築、明治34年1月5日って書いてありました。

以前のブログで公開いたしました通り!!

葺き替えです。

でも?この神様。。の明治時代の鬼瓦君。。。これ↓

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↑飯玉の付いた、こいつです。

小っちゃくて、憎めない顔してる鬼瓦君。。

使ってやりたいのは、やまやまなんですが??

しかし、いかんせん!ちっちゃすぎ!!ましてや、足も付いてないし・・

通常の屋根屋さんなら、鬼瓦変更を余儀なくされるところ。。

でも?当社は、まだまだ、現役続行!とさせて頂きます。

続行はよいのですが? さて?どう納めるか??

従来通り!漆喰てんこ盛り納めじゃみっともない。。(笑)

さて?お洒落な屋根が取った手法とは・・・・??

はい、タイトル通り!顔面移植。。(爆)ん??

当社得意の合体スペシャル。。((*´∀`))ウキャキャ

本日、マル秘大公開いたします。じゃ~ん!!↓

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まず、家で眠っていた、8又雲鬼君を、真っ二つに・・

んで、足の角度(1尺1寸勾配)に合わせて、足元を固定いたします。

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ここに、例の、続投鬼瓦君を、顔面移植します。↓

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ま、こ~んな感じよ。。

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んで、仕事の方は、薄紐熨斗天神にて、目地積みで

積んでおります。

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足場も解体致しまして、いよいよ完成!です。

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上空写真。。↓

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特製合体鬼瓦。。魔人ブーに見えちゃうのは、私だけでしょうか??

( ̄b ̄)シーーッ!!

ギャハハハ!!☆ミヾ(∇≦((ヾ(≧∇≦)〃))≧∇)ノ彡☆バンバン!!

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簡略蓑甲。

今日の仕事は、例の、ちっちゃな社に参上!です。

本日の作業は、瓦桟木を打って、地割りをして、軒瓦を付けて

蓑甲を納めましたぁ。

ソメイヨシノより、早咲きの、雅桜を、バック(背景)に・・・

ま、こ~んな感じです。じゃ~ん!!↓

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ここまでのカーブに、簡略蓑甲は、ちときつい。。(笑)

でも、こ~んなラインで仕上げましたぁ!

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はたして、満開までに終わるのでしょうか??(笑)

桜に、日本瓦。。いいよねぇ?


答え

昨日の、摩訶不思議な納まりの、答は・・・・↓

こ~んな感じになっておりましたぁ!

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私も、よく、破風尻が下がっている場合等。水を妻側に流す、

「駒落ち」って言う手法をとる事がありますが??

これも、ケラバ箇所のみ。。

隣の、桟の通りまで、駒落ち?にするのは、

はじめて見ましたぁ。(笑)

これが、画期的工法か否かは、

ま、他の仕事の内容、納まりを見れば、おのずと、

施工者の技量・がわかります。

ねんきも込めず、 見よう見まねでの瓦施工。。

その人間性をも、ばればれです。(笑)

でも?この人は、まだまし。。

この屋根屋さんの、味方をする訳ではないですが?

とりあえず、雨漏ってませんから・・・(爆)

はなはだしいのは、トンネル塞いじゃって、雨漏り・・・

こ~んな、事例も、数多くあるのが、現実です。

皆様、是非お気を付けを・・・・

さて、んな事より、今度の現場。。。

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こ~んな感じの、社です。

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大幅なる手直しが必要です。ね♪(笑)

早速、あばいてみましょう。。↓

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ま、予想通り!(笑)

大工ちゃんに、なおしてもらいました。↓

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本来であるならば、100枚判安国瓦何かが、ベストなんでしょうが?

今回は、復元工事。っと言う事で、既存判56切り落ちで

同寸法、同納めで行きます。

多少、俺らの方が、上手に納めてしまった場合は、

ご勘弁願います。(爆)


興味津々(笑)

本日から、とーっくから、頼まれていた、屋根漆喰塗り替え工事

に、参上いたしましたぁ。

そろそろ、時期かな??

はい、当社では、お待ち頂けるのであるならば、時期を選びます。

無理に、気温の低い、乾燥する、冬場は避け、

温かくなってからの工事をお勧めしています。

これは、私が、寒い時期に、屋根の上に登って、仕事をするのが

嫌だからです。

っと言うのは、半分冗談ですが??(笑)

あながち、半分は、マジです。

そう、たかが、漆喰塗り替えですが??

時期・旬ってのがあります。

本来であるならば、湿気の多い梅雨時期の[晴れ]晴れ間。。

が狙い目です。

漆喰が、一番しっとり仕上がるのです。

ま、今の時代。そうも言ってられないのも、現実。

でも、こう言った事。旬すらわからない連中が、

勝手な工事するから、悪循環。。

屋根工事もそう。リスクをどのように回避するか?

マニュアルオンリーじゃ、わからない事。

職人の経験と勘。って奴も大事にしたいですよね♪

さて?この屋根。。摩訶不思議な納まり・・・・

あっじゃぁ!!↓

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何がおかしいか?って、

この隅棟。。トンネルが???↓

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 良い子の皆さんなら、おわかりかな??(笑)

かなりやばそうでしょ??

興味深々でしょ?(爆)

さて? どのような納まりになっているでしょうか?

隅木が?野地板が??

答は、後日のブログで公開予定です。乞うご期待。。


風切り丸

今日は、3階(煙出し)部分も完成!し、

ケラバ付けて、風切り丸に突入です。

とりあえず、煙出し箇所↓

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紐熨斗目地積み、(江戸棟)にて完成~!です。

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意地の桟芯ジョイント、薬師寺納め(笑)

さ~て、次は、ケラバ付けて、いよいよ、風切り丸です。

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日本広し!と言えど、風切り丸を、インコーナー(内側)から積むのは

俺位だと、皆んなに、馬鹿にされましたぁ(爆)

でも?いいんです。「流は万流仕上げは一つ」

かっちょよければいいのです。

んな事より、この風切り丸。。

右のケラバに桟袖が付いた、今の時代、

必要ない!っと言われれば、確かにそうなんですが??

やっぱ、この型の屋根じゃぁ、無くては、さまにならい。

全体のバランスが悪い!!んだよー!

私のよく言う例え話。。

「お婆さんが、ミニスカート履いても似合わないんべ。。!!」(笑)

品良く仕上げてあげましょう。。ね♪

それと、ここまでのことが分かってからのお話。。

何を隠そう、この屋根。。片破風2寸5分のかぶり(開き)があるのです。

これを、美感のわからない連中が葺くと、

風切り丸だけで、逃げても、ひこっ柵が出来てしまいます。

ここを、違和感なく、ごまかせるのが、職人技。。

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え~い!微妙な所UPで、マル秘大公開だ!!じゃ~ん!↓

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明日は、平葺きに入る予定です。んじゃ。。


3階から

屋根瓦葺き替え工事。。。

こ~んな感じに、施工中でーす。↓

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はい、この地域に多い、昔の養蚕農家の典型的スタイル

「煙出しのある家」。。です。

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本日は、この煙だし(3階部分)の平葺きです。

が??

この3階部分から・・・・・・な、なんと。。。

転落してしまいましたぁ!!あじゃぁ!!

ここで、引っ張ると、皆さんに、ご心配お掛けいたしますので、(笑)

実は・・・落ちたのは、私ではなく、携帯電話。。

早速屋根から降りて、救助に向かいましたぁ。

じゃ~ん!!↓

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わおっ!3分割。。(笑)

にゃんとか、起動してくれ!!っと、祈りをこめて、

スイッチオン!じゃ~ん!↓

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起動いたしましたとさ。。

めでたし、めでたし。。(笑)

さて?仕事の方ですが??

ここからは、プロのお話。。今回入った唐草は、オール尻ッパネ

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以前の私なら・・・

(゜д゜メ)ゴルァ(。д。メ)ゴルァ(゜д゜メ)ゴルァ(。д。メ)ゴルァ(゜д゜メ)ゴルァ

っと、

メーカー呼びつけて、怒鳴りっ飛ばしている所

なのですが??

物は、考えよう。。

普通にペタペタ並べたのでは、このご老体。。

若い者には負けてしまいますが??

綺麗に納めるをテーマにしたら。。。

俺の勝ちぃ!!

すべての瓦に、一っタガネ入れて、↓

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違和感なく、納めます。

これは、体力勝負だけは出来ない事。。

亀の甲より、年の功(笑)

四角い奴じゃ、もう俺には、勝てない。。

ま、こ~んな時も、たまにないとね♪(爆)

でも??オール尻は頂けない!!

努力して下さい。。

ま、こ~んな感じに、風切り丸2本引き。。

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こちらも、唐草上を横走りして、合端中↓

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で~す。


土曜日

しばらく、更新が滞っている、我がブログ・

「お洒落な屋根山田瓦店」ですw。

実は、ここんとこ、パソコンの調子・カメラの具合が悪く、

皆様に、ご心配お掛け致しました事、

心よりお詫び申し上げます。

リアルに、ライン・メール・電話・お声掛け下さいました方々

誠にありがとうございました。さて、仕事の方ですが??

棟積み替え工事も、無事終わりまして、

例の、屋根瓦葺き替え工事に突入しております。

が??これは、後日UP致す予定でおります。

さて、昨日、12日土曜日。。

我が、深谷地区屋根瓦工事組合の面々は・・・

こ~んなのに、参加して来ましたぁ。。↓

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挨拶の中で、景気が悪い、仕事がない、これからの時代は、

瓦だけではなく、色々なことに挑戦!し、頑張っていきましょう。

ん??我々の考えとは、ちと、違っがうなぁ!!

 今の業界の現実。。

言いたい事は、わかりますが??ねぇ??

ちと、ズレちゃってると感じたのは、私だけではないはず・・・(笑)

ここに参加する前に、瓦一筋の我が深谷地区瓦屋根工事組合の

面々。。

会場は、埼玉川越と言う事で、通り道の、

こ~んなところ、見学して来ました。↓

遠山記念館https://www.e-kinenkan.com/です。

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蔵細部

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私の得意な、江戸棟紐熨斗目地積み・刻み袖

内部をば・・↓

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 昭和11年

金に糸目を付けず、職人技の、オンパレード↓

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お風呂

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お風呂の天井↓

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畳↓

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数寄屋の、雛留め↓DSCN0587.JPG

蔵の扉↓

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廊下の天井。。↓

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見どころ満載でした。

そちて、会場に向かう車窓より・・・

小江戸川越

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車窓写真ついでに順番は逆ですが???+

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石上寺。。

 良い仕事を見て、

職人である以上。逃げも隠れもせず、

更なる技術・技能の向上。

何か、わくわくしますよね♪本来であるならば、これが組合

だと、我がチームは、考えておる一匹狼のメンバーです。(笑)


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