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明治の瓦

今日も、今年の2月14日の雪被害の修理現場に参上です。

次の雪[雪]が降るまでには行きますよー!!っと、

呑気な事抜かしていましたら・・・・

この時期になりますと・・冗談が、冗談では済まされない時期に

なっちゃいましたよ~ん!!(笑)

今さらながら、ちと、マジで焦っているお洒落な屋根です。。(爆)

ま、焦ってもしょうがない。。待ってくれる方のみ、対応しております。

さて、本日の物件・・・じゃ~ん!!↓

DSC08042.JPG

築、明治時代の長屋門で~す。

この長屋門兼蚕室は、創建当時は、この倍の長さだったのを、

終戦後、このサイズに、減築した建物です

瓦は、明治時代の、土葺き。中櫓(ちゅうやぐら)9寸2分

今回は、例の大雪により、入母屋降り鬼の落下↓

DSC08043.JPG

&ズレ↓

DSC08044.JPG

です。これを、修復復元するのですが??

見て、元興寺みたいな古びた瓦と、このライン↓DSC08046.JPG

6分天神熨斗に、絶妙な目地積み

DSC08048.JPG

DSC08052.JPG

DSC08056.JPG

この、美しさ、当時の職人の技量までをもわかってしまうと、

にゃかにゃか、手が出しずらいもんですね♪

何でもかんでも、新しくじゃ、美は語れない。。。

あるでしょ?当時の職人の技量。。ブルっちゃって、手が出せない

ってな事。。

極めた職人なら、経験がありますでしょ???

この青海波も、味がある。。↓DSC08054.JPG

修理しながら、昔の職人との会話。。

今の、お勉強だけの、やれ!ビス打ちます。耐震です。だけじゃ

本当の瓦の美は語れない。。。

ピンポイントで、この味、このライン。。

うまくパクって行きたいですね♪

これには、マニュアル、規格だけじゃ通用しない。。

感性を素直に見抜く目と、確かなお手手(技術)が必要です。

さ~て、ビシッと!直すかな。(ぼちぼち)

↑これじゃダメじゃん!早くやれ!!

ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!


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