お宝修理
こ~んな感じの、築明治時代。。その草屋根を、昭和30年代に、
小屋取り替えして、瓦にした屋根の修理です。
まだ、いいねぇ!サイズは、56判深切り・・・
風切り丸の修理です。。↓
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ケラバも、手先深切りの、かきあぶりの手付品。。
お宝ですよね♪
この屋根も、私のお手手をもってすれば、まだまだ修理可能なのですが?
残念ながら、土台が腐ってしまって、お施主さんも、あきらめムード。。
ま、それはしょうがないですが??
ちと残念。。
残念ついでに、ちょいと、気分が悪いのが・・・・
あ~っちの方に見える奴↓
ズバリ・・これ↓
天敵、温水器…(笑)
画期的装置ですが・・・瓦は悲鳴をあげています。。
痛いよ~!って。。。
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素早く、撤去してあげたい気分ですが??
そうも言ってられない、現実・ジレンマ。。
何かスッキリしないストレス気分。。(笑)
はっきり言って、お前は邪魔だ!!っと、ここで叫んでみる。。(爆)
2015-05-20 19:36
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コメント(4)
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吐け土を一枚一枚丁寧にハケで塗った跡がよく分かるエイジングの効いたイイ瓦君たちですねー^_^
手仕事には手仕事で応える・・・修繕は先人とのイイ対話の場ですね!
それにしても温水器は景色を台無しにしますね^^;
by 瓦人 (2015-05-20 22:04)
瓦人さん> 昭和30年前半の深谷瓦です。
まだこの当時は、工事も請負ではなく、入り手間の時代。。
ここんとこの仕事の違い。。
マニュアルオンリーな奴らじゃわからない事。。
お宝にボンド塗りたぐって、親切丁寧じゃ、だめですね♪
歴史がある分、物語がある。。
ここんとこに注目出来る次元で「瓦」語って行きたいですね♪
良いよね?日本瓦。。ニコ(*^_^*)ニコ
by お洒落な屋根 (2015-05-21 20:13)
ご無沙汰しております
私、震災の修理で2度ほど試験的に瓦の間からステン線を出し
温水器を吊った事があります(降り棟の鬼吊りの要領)
細めのコーチボルトを使い6ヵ所~8ヵ所で分散させて吊りました
重量約250キロ位だとして一か所40キロ位に耐えられれば
実際には斜面に乗るので、もう少し余裕は有ると思うのです
by 張替 (2015-05-23 07:23)
張替さん> どもです。(*≧▽≦)こんちゃー
その方法、私もやりましたよ~!(^-^)ニコッ
あ~っちの方から、唐草・ケラバお構いなしで、
引っ張られちゃ、たまったもんじゃないですもんね♪(笑)
ま、基本的には、当社は、撤去の方向性で、薦めております。
が??
にゃかにゃそうもいってられないのも現実ですもんね♪
ま、これから、暑くなりますが、お互いに、頑張りましょうニコ(*^_^*)ニコ
by お洒落な屋根 (2015-05-23 19:27)