「蔵」今回の仕様は・・・
蔵の屋根も、連日の、体温越えの、猛暑の中。。
へとへとの、くたくたになりながら(笑)
大幅に、ペースダウンではございますが??
いよいよ、棟積みに、突入しております。。
昨日、この影盛り鬼瓦を・・・下で組み立てて、
これまた、昨日、これの台を、設置しておいた所に、
乗っける作業からです。。
棟の方ですが・・・こ~んな感じに積んでいます。。
いつも通り!クシメンド取り付けて、片付け紐熨斗で、
踏ん張らせまして、薄紐熨斗天神を、目地積みにて
もちろんジョイントは、すべて桟芯合わせの、薬師寺納め。。
この上は、当社得意の青海波。。じゃ~ん!!↓
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でも、いつもとちょいと違う。。。
今回の仕様は・・・月見瓦仕様。。
よーく、見て見て見て。。↓
そう、中が空洞で、あっち側が覗ける。透けて見える。構造です。。
こ~んな感じ・・↓
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当社の場合は、同じ青海波でも、白漆喰仕上げ・黒漆喰仕上げ・
今回のように、あっちが透けて見える、月見瓦仕上げが、お選び頂けます。。
このお宅は、既存が、月見瓦仕上げ。。
元請け社長と、お施主様と、協議を重ねました所・・・・・
ここんとこは、是非やってもらいたい。。との要望で、
今回の仕様と相成りましたぁ。。
明治時代の職人が今の今まで持たせた技を、
これは、ガイドライン違反です。。などと、屁理屈こねたのでは
男がすたる。。
明治時代の職人の、心意気を肌で感じつつ。。
リスクを背負っての挑戦!!です。。
明日は、順調なら、いよいよ、蔵部分の完成!予定です。。
乞うご期待でーす。。