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世界遺産地域の屋根。

昨日は、新築現場の屋根瓦工事。。

こ~んなケラバ付けまして・・・↓

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ビシッと!施工中。。

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この、ケラバ(袖瓦)は、中付け袖瓦と言います。。

んで、平葺き中。。↓

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平葺き、完了!致しまして・・・↓

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屋根足場、組んで、クシメンド(瓦メンド)を固めて、

とりあえず、終了。。棟積みは、後日のお楽しみ、ってな具合(笑)

そちて、本日、向った現場は・・・・

世界遺産地域。。物件は、こ~んな建物です。。↓

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群馬県南部・埼玉県北部地域に多い、櫓のある家。。

我が地域では、この造りを、煙出し・と呼んでいます。

煙出し・櫓(やぐら)・うだつ・等

呼び名は、いろいろありますが??

この造り。。実は・・・人間の為ではありません!!

誰の為か??はい、それは、お蚕様の為の造りです。

そう、この頃は、母屋の2階には、お蚕様が住んでおりました。

お蚕様の換気に、この櫓が必要だったのです。

今でこそ、やれ!棟換気だ!何だ!等ほざいておりますが??

んな事は、頭の良い、日本人。。我々の先輩は、

とーっくに、考え付いていたんだよ~ん!!(笑)

この事を踏まえての進化ならいざしらず・・・

これを、度返ししての進化と思われる偽物文化は、

いかがなものか??

先輩・先人は、教えてくれています。

ま、むじゅかちい事は後に致しまして・・・

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良い所は真似します。

悪い所は改善いたします。

例えば、このかむり。。(笑)

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今回は、櫓部分の瓦降ろし。。

こ~んな感じに、瓦降ろし中

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赤城山・利根川が丸見えの、赤城おろし直行の、強風の中。。

ここまで、裸にしましたぁ。DSCN0527.JPG

櫓の中は…↓

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一本物の、丸太の棟木には・・・・↓

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上棟 昭和参年拾弐月拾四日の文字が・・・ありました。

こちらも、こうご期待。。

後は、大工さんに任せて、明日は、新築現場の棟積みに

舞い戻りまーす。


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