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「蔵」平葺き開始。。

蔵の平葺き始めましたぁ。

実況中継で・・・・(笑)

おーっと、お洒落な屋根選手・・・勝手に唐草を↓DSCN0199.JPG

ご覧の通り詰めてます。。

桟瓦も・・・・↓DSCN0209.JPG

足詰め。。

勝手に、足詰めしちゃうと、リスクを背負います。。

唐草との合いが今一。。↓DSCN0195.JPG

こ~んなのは、想定内。。

ちゃっちゃっちゃーって、タガネのメスが入ります

雪止め瓦も・・・・↓DSCN0205.JPG

アールが微妙に合わん!!DSCN0206.JPG

これをも、クリアして、平葺き中。。DSCN0213.JPG

DSCN0216.JPG

今回どおちて?屋根の上で足詰めしているのか??

いつもの、足詰めマシーン(笑)は活躍しないのか??

んとね♪今回の屋根は、軒側と、棟側で、6寸8分の誤差がある屋根

そう、開き(かむり)のある屋根なんです。

同じ寸法ですと、人間の目の錯覚で、棟が狭く見えると言う事で、

昔は、多く採用された工法です。

今となっては、大工の野郎!寸法を間違えやがった。。

これでは、屋根が葺けない!!例え葺けたとしても、

綺麗な納まりにはならない!!

ってな具合になりますが??(笑)

そうじゃねんだ!!ここを、いかに上手に魅せるか??が

屋根屋のお手手・器量ってなもんだぜ!!

しっかし、6寸8分、片側3寸4分の開き(かむり)は、ちと

厄介だぜ!!

ま、とりあえず、カネピタで、左右の開き具合を測定。。

狂いは、2分。。1分や、2分は、芸者の花。。

かなりの精度で、意識的にかぶらせたと推測

さーてどうするか??

ここまでの開きだと、風切り丸だけでは逃げられません。。

逃げる事も可能ですが。不細工な納まりとなります。。

んじゃどうするか??

下と上の地割りを、微妙に変えます。

風切り丸で、逃げるだけ逃げて、後は

そう、扇に葺くのです。下を、3厘詰めて、上を7厘開くのです。DSCN0202.JPG

DSCN0203.JPG

また、完成時に講釈こきますね♪(笑)

一級技能士の問題です。

 かむり(開き)のある屋根では、袖瓦(ケラバ)の出で調整するのが良い。。

正解は・・・・×

 かむり(開き)のある屋根では、雁足は通らない。。

正解は・・・〇

通常じゃ、そうかもしれませんが??

俺は、通します!!後の写真を、お楽しみに。。。(笑)

しっかし、今の時代の主流、このいぼDSCN0210.JPG

邪魔。。

DSCN0211.JPG

ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!


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